センサー技術Q&A
熱電対
Q シース熱電対とは?
Aシースとは金属のチューブの中に導線を入れ、酸化マグネシウムを固く充填して絶縁したものです。
シース先端部で内部の熱電対素線を溶接し、先端を封止したものをシース熱電対と呼びます。
シース熱電対の構造 |
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シース熱電対の寸法 |
JIS C 1605 - 1995 ではシース外径を下表の通り規定しています。また、熱電対素線の径はシース外径の15%以上、シースの肉厚はシース外径の10%以上と規定されています。 |
シース熱電対の特長 |
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シース熱電対の常用限度 |
シース熱電対は素線の種類、シース外径、シース材質によって使用できる温度が異なり、JIS C 1605では常用限度として下表の通り規定されています。常用限度とは、空気中において連続使用できる温度の限度をいいます。 |