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⼯場やビル、店舗のDXを加速化
エネルギーや設備の
IoT監視を実現

Econo Data Chef(エコノ・データシェフ):⼯場やビル、店舗のDXを加速化エネルギーや設備のIoT監視を実現。設備と拠点間をつなぎ、可視化・分析。脱炭素、設備をIoT化させ、結果を出すIoTゲートウェイ Econo Data Chef(エコノ・データシェフ):⼯場やビル、店舗のDXを加速化エネルギーや設備のIoT監視を実現。設備と拠点間をつなぎ、可視化・分析。脱炭素、設備をIoT化させ、結果を出すIoTゲートウェイ

IoTゲートウェイ『Econo・DataChef』は、様々な素材から料理を⽣み出す料理⼈(シェフ)のように、フィールドに存在する多種多様なデータの加⼯・処理を⾏うIoTエッジデバイスです。クラウドやオンプレミス(以下オンプレ)の運用を問わず、設備監視やデマンド・エネルギーの使⽤量の可視化・分析を実現。お客様の運⽤⽅法に合わせてクラウド、オンプレどちらも対応可能で、省⼈化や⽣産性向上、脱炭素など様々な課題解決に役⽴つ管理・分析をサポートします。

概要と導⼊すべき3つの強み

まさに省エネ&
データ加工・処理の鉄人‼
現場の利便性を徹底追求

選べる

選べる2つの運⽤スタイル

サーバ利⽤環境や条件に合わせ、「クラウド接続モデル」と「オンプレミスWebロガーモデル」を⽤意。お客様のサーバ環境やルール、利⽤⽅法を踏まえた、運⽤⽅法が選べます。

クラウドにデータ送信する:「クラウド運⽤」/本体Webサーバを活⽤した:「オンプレ運⽤」
かんたん

プログラムレスで簡単接続

電⼒計、I/O、無線ノード、PLC※などとプログラムレスで接続可能です。⾯倒なドライバ設定や初期設定の煩わしさを解消しました。システムアップに要する時間を圧縮します。
※ PLC接続は2025年対応予定

電力計・PLC・センサ・リモートI/O・無線ノード:電⼒計やセンサ、PLCと簡単接続・連携可能。導⼊にかかる⼿間と時間を削減
多 彩

様々なグラフや帳票表⽰

計測データをデータベース化して使⽤状況の可視化を実現。任意に設定したグループ内のデータ⽐較や⽇報⽉報などの帳票作成、しきい値超過による警報出⼒が可能です。

デマンド監視制御・警報通知・比較分析・リアルタイムモニタ・多拠点管理・日報月報年報:便利な表⽰機能と、データの⽐較分析・監視機能を多数搭載
⼯場設備単位での使⽤量把握

⼯場設備単位での使⽤量把握

店舗・オフィスのエネルギー⾒える化

店舗・オフィスのエネルギー⾒える化

システム構成図

クラウドでもオンプレでも
柔軟な省エネシステムを構築

「クラウド接続モデル」「⾒分録クラウドモデル」は、専⽤アプリケーションをパッケージ化した『⾒分録クラウド』へ計測データを送信し、エネルギーデータなどの⾒える化、⽐較分析などの画⾯でデータを可視化します。「オンプレミスWebロガーモデル」は、ロギングした計測データを可視化する、Webロガーとしての運⽤が可能です。

エコノ・データシェフを活用したソリューション全体像

8つの特⻑

運⽤⽅法や現場環境、
条件を選ばず
データ管理・監視システムを
柔軟に構築

クラウド運⽤や、オンプレ運⽤で役⽴つ機能を満載。柔軟なシステム設計はもちろん、お客様が計測したい現場環境を踏まえ、かゆいところに⼿が届く機能や設定⽅法を⽤意しました。
お客様からの声により、現場での使いやすさを徹底追求することで、導⼊スピードとシステム習熟の速度を上げられるので、トータルコストを圧縮することができます。

クラウド運⽤で便利! オンプレミス運⽤で役⽴つ!!
1

Modbus RTUレジスタ収集

プログラムレスで誰でも簡単

様々なセンサや計測器、コントローラに標準搭載されている「Modbus RTUプロトコル」に対応。規格準拠の機器はEcono・DataChefでデータ収集が可能です。各機器のアドレスやデータレジスタを指定するだけで、必要なデータを取得できます。

コントローラやパワーコンディショナ、計測器などModbus RTU対応機器・Modbus RTU対応機器・設備の各種データをEcono・DataChefで収集・集約・送信
2

920MHz無線モジュール内蔵

無線センサとダイレクト接続

920MHz特定小電力無線に対応。電力や温度、湿度、CO₂、照度、パルスなど工場やオフィスビルなどのエネルギー使用量の計測や、環境データの取得が可能。有線RS-485(Modbus RTU)の無線化、無線リモートI/Oなど、充実のラインアップで配線工数を削減。

3

しきい値判定と警報出力・通知

点在設備の異常監視に有効

計測値に4段階(LL/L/H/HH)のしきい値を設定し、超過時に通知や制御信号を出力します。図①や②の計測データがしきい値超過した際に、③または④の制御機器をONさせるなど、計測箇所ごとに制御ポイントを指定可能です。

クラウド運用:見分録クラウドで判定して警報メール送信・オンプレミス運用:Econo・DataChefで判定して出力指示&警報メール送信
4

内蔵Webサーバでオンプレ運用

⼩規模システムを簡単構築

本体にWebサーバ機能を内蔵。リアルタイムグラフや帳票(日報・月報・年報)を、LANネットワークで接続したPCやスマートフォンで確認できます。また、SIMを介して外部からEcono・DataChefにアクセスし、遠隔監視端末としての運用も可能です。

SIMを介して外部からアクセスすることで、オンプレ運用のIoTゲートウェイでも遠隔監視が可能(遠隔監視対応のSIMについては弊社までお問い合わせください)
5

デマンド監視機能を標準搭載

エッジ処理で確実な監視&制御

Econo・DataChef本体にデマンドコントローラのプログラムを搭載し、エッジ側でデマンド制御を可能にしました。
エッジ処理が通信不良でデマンド監視できないリスクを回避し、確実でリアルタイム性の高いデマンド監視を行うことができます。

Econo・DataChefの見分録クラウドモデルとWebロガーモデルは製品が異なるため、1台で併用運用はできません
6

お客様システムとの連携

Web APIやダイレクト送信など連携⾃在

見分録クラウド経由のAPI連携から、既存クラウドへ直接送信するカスタマイズやFTPやCSVでのツール取り込みなど、様々な方法で連携が可能です。既存システムの変更や連携作業を最小限に抑え、現場側の機器を再構築することができます。

見分録クラウドと別システムをAPIで連携・連携先のクラウド基板に向けてデータを直接送信するカスタマイズ連携・FTPでの自動転送や、CSV出力&アップロードでの連携
7

本体にDI×1、DO×1を標準搭載

1台で小規模監視システムをスムーズ構築

Econo・DataChef本体にDIとDOを各1点搭載。データの入力・判定・出力から、警報メールの送信まで本体のみで行えます。点在する設備のリモート監視や遠隔地にあるメーター検針など、局所ポイントの監視や警報監視のシステムを、簡単かつスピーディに構築できます。

簡易デマコンをEcono・DataChef1台で実現・フィールドに点在設置して遠隔検針用機器として活用・現場の異常信号を受けてメール通知
8

運用に合わせて
収集周期を自由に設定

クラウド費用を抑え、
データ保存期間を自由設定

計測ユニットごとにEcono・DataChefのデータ収集周期を設定可能。「特定ポイントは早いサンプリングデータが必要」「クラウドのランニング費用を抑えたい」など必要要件や要望に合わせた運用が可能です。
クラウドやEcono・DataChef本体のデータベースを活用し、計測データや集計(帳票)データ、警報ログなどの情報を長期間保存できます。

アプリケーション

リアルタイム性や⾃動判定など
内蔵Webサーバによる
オンプレ運用が可能

例えば、
・セキュリティ上クラウドNGのユーザー
・現場で完結したシステムを求めるユーザー

「Webロガーモデル」でのオンプレ運⽤を提案します。
アプリケーションとして、1秒周期でのリアルタイム監視や⽇⽉年報の作成機能、しきい値警報やデマンド監視機能などを搭載。これによりEcono・DataChefのWebサーバを、より安⼼・安全な運⽤を実現できます。

リアルタイムモニタ

常時最新データをグラフ化・数値化
最大96ポイントをリアルタイム監視

最大6グループ×16ポイントのリアルタイムデータをモニタする機能です。グループごとにトレンドグラフを表示し、画面の自動更新で常時最新データを表示。リスト表示への切り替えで、各ポイントの時系列データを数値で表示することもできます。

帳票(日報・月報・年報)

日報/月報/年報の管理が可能
任意に帳票化でき作業効率アップへ

計測データを集計し帳票データ(日報/月報/年報)として管理します。それぞれの時間軸(日報なら30分または60分)の最大/最小/平均/合計/瞬時データから管理項目に合わせて任意のデータで帳票化し、日や月単位の集計データを管理できます。

しきい値制御

しきい値を元にリモートI/Oへ信号を出力
メール通知や機器の運転・制御を自動化

計測するポイントごとに4段階の上下限しきい値を設定し、異常を判定します。結果をもとに、デジタル出力のポイントから接点信号を出力でき、通知や機器の運転/停止などの自動化を実現します。メールによる異常通知にも対応します。

デマンド監視制御

拠点のデマンド状態をグラフ化
3段階の警報と自動制御で安心を担保

間欠制御

30分時限内で指定単位の機械動作を自動制御
エネルギー量削減にも効果的

サンプリング2系統化

配下ユニットにデータ収集周期を設定
本体内データの保存期間を延命できる

遠隔監視

Webサーバへのアクセスにより
Econo・DataChefのごとの遠隔監視も可能

クラウド
アプリケーション

計測器メーカーのノウハウを
最大限投入したクラウドサービス
『⾒分録クラウド』でクラウド運用も快適に!

機能⼀覧

計測・監視機能+
システム連携機能を搭載
⼯場などの省⼈化や
⽣産性向上に貢献

エネルギー監視や設備監視、遠隔監視に役⽴つ機能を多数備えています。企業の省エネ・節電担当者や、⼯場の機器・設備管理者による運⽤のしやすさ、定期的な報告書作成の利便性が⼤いに⾼められます。Econo・DataChefには、既設や新設システムによる連携を踏まえた場合に役⽴つ機能を装備することで、省エネ監視や分析、運⽤にかかる⼿間を⼤幅に削減します。
※ クラウド運用、オンプレ運用ごとに利用機能に制限があります。詳しくはカタログを参照ください。

機 能 特 長
高速サンプリング 瞬時の変化も見逃さない!! リアルタイム検知を実現
API連携 Web APIを完全サポート。外部システムとの連携
警報メール送信 様々な条件設定した内容で、警報メールを発報可能!
警報一覧、警報ログ 過去と現在の警報履歴を表示。警報発生・解除を詳細に記録
ポイント比較 複数カ所のデータ比較が可能。異常の早期発見などにも有効
積算値警報 過去の積算値で問題点を発見。電気の使いすぎ検知に最適
CSVダウンロード データ抽出が可能で、外部ツールとの連携も可能に
しきい値判定 計測データへの設定で、異常判定をリアルタイムで判定
今月の使用量管理 複数台に設置した本体の計測データを比較検証
FTPクライアント データを指定FTPサーバに送信。別システムとも容易に連携
様々なクラウドと接続 収集したデータは見分録クラウド含め、様々なサービスと連携し活用へ
遠隔アップデート ファームウェア更新は遠隔から現場に行く手間が不要に

活⽤事例

工場や倉庫のエネルギー可視化や
ボイラなど設備の遠隔監視を実現

Econo・DataChefは、商業施設のボイラ設備の遠隔警報監視や、⼯場や倉庫のユーティリティ設備の状態・異常監視に最適です。有線や無線を問わず、現場の環境に合わせ、拠点や設備の遠隔監視を実現できます。watanabeブランドの計測機器やセンサ、デジパネなどのソリューションによる総合⼒でトータルにサポートできます。

事例
1

ボイラ設備の遠隔警報監視設備監視

ボイラなどの大型設備にはユーザの運用管理や緊急対応が不可欠です。各拠点の設備でも、工場内に点在していても、SIM等の運用により、データの一元管理が可能です。異常時の警報メール受信や、現場データのリアルタイム監視などの状況把握に役立ちます。

クラウド運用/オンプレミス運用
事例
2

ユーティリティ設備の
状態・異常監視工場EMS

電力計や流量計(水・ガス・エアー等)や設備データ(センサや警報等)を収集します。RS-485の有線ネットワークのほか、920MHz特小無線でもネットワーク構築でき、工場内の配線工事を大幅にカット。各所での使用量把握や、傾向管理による設備異常(漏水やエアー漏れ)の検知にも活躍します。

クラウド運用/オンプレミス運用