チェーントーク

当社は部署が繋がり、人が繋がることで
これからも価値を生みだしてまいります。
その様子は各社員の写真にカーソルを当ててご覧ください。

みんなで作っていることを感じる

K. Y.営業本部 営業部

製造グループとのやり取りの中でいつも助けられるのはやはり納期面、そしてコスト面です。「どうやったらお客様のニーズに応えられるの?」を常に考え「他社ではこれくらいの日数と言われたらしいけど、うちでならどれくらいの日数かかる?」という納期のやり取りはしょっちゅうしています。
たとえ無茶な納期であっても諦めず、製造グループも、私も、互いに知恵を出し合って考えます。部材が足りなければ部材の調達に営業が動くし、労力が足りなければ、製造グループが他の工場に応援を頼む手筈を整える。部門は違っても「みんなで作っている」ということはいつも感じています。

生産管理部門の管理があればこそ
営業に専念できる

T. A.営業本部 営業部

私たち営業は特に製造グループとの連携が要です。製造グループに指示を与えるのが「生産管理」で、文字通り工場の部材や工程を管理する部門です。納期を決める時は必ず生産管理と営業で話を詰めるんです。
中には「明後日の工事で機器が必要になった」といった急なご連絡をお客様からいただくことがあります。そうするとすぐ生産管理に連絡するのですが、タイトなスケジュールでも極めて速いレスポンスで対応してくれるんです。営業が販売に集中できるのは、生産管理が細かなところまできっちりと管理してくれているからに他なりません。

生産効率を上げるために
ハード開発との連携は不可欠

K. M.製造本部 調布工場

商品のリリースから、リリースした後のフォローアップまで一貫して技術部との協力は欠かせません。特に新製品のリリースの場合は試作ができた段階ですぐハード開発の方から製造部門に連絡がきます。「こんな感じで考えているんだが、量産は可能だろうか?」といった感じです。かなり事前から情報共有・相談されるので、ファーストステップからいかに作りやすいか?を考えることができ、生産効率を上げることが可能となります。そうしたステップも含め、きちんとしたモノづくりのプロセスを確立させるためにハード開発との連携は欠かせません。

ハード開発の設計によって
人の手がかからない実装が可能に

T. Y.製造本部 福島工場

機械で行う部品実装のことをSMT実装と言います。
SMT実装はミスも少ないし、安定した生産が出来る。だからいかにすればよりSMT実装の箇所を増やすことができるか。つまり、属人的要素をより減らすことができるか……より効率が良くコストがかからない設計について、ハード開発とかなり細かいところまで打ち合わせします。だから以前に比べ、生産しやすくなっている現在は、まさにハード開発の苦労の賜物なんです。何年たっても、ハード開発からは学ぶことが多いです。

最終的にベストな着地点を見定める
ハード開発の判断力

D. W.製造本部 福島工場

私の担当はSMT実装でマシンのオペレーションをしています。
ハード開発から「こういう機能を持たせたいのだが、SMTでこの部品は実装可能だろうか?」という、かなり具体的な相談をされることもしょっちゅうで密に連絡を取り合っています。できる・できないの判断をSMTの担当者、つまり私がすることは多々あるのですが、最終的にベストな形での着地点を決めるためにハード開発とのリレーションは欠かせません。何がベストか?ということをとても達観した視点で判断してれるハード開発にはすごく助けられています。

ハード開発は体を作る仕事、
ソフト開発は脳を作る仕事

Y. K.技術本部 技術部 ハード開発グループ

ハード開発は、人で言うと手足、体を作るような仕事。ソフト開発は脳を作る仕事。脳からの指令をきれいに伝達するような繊細さと、多少のことでは壊れないようなタフさ、という、一見矛盾するような機能が電子計測器には必要になります。だからこそ、ソフト開発との連携はとても大事です。私たちハード開発から「〈体〉をこんなふうに動かしたいから〈脳〉はこう設計してほしい」とオーダーすることもあれば、ソフト開発から「いや、その動きを求めるなら〈脳〉はこんなふうに組みたいから、〈体〉をこう設計してほしい」とオーダーされることもあって。時には意見がぶつかることもありますが、どちらのセクションも目的は計測器の完成度ですから、それはプロ意識の表れということです。ソフト開発のプロ意識と専門性の高さは励みになります。

ものを開発するために
全部署が関わりあう

T. Y.技術本部 技術部 ハード開発グループ

私は電気回路を設計し、生産現場に行って仕上がりを評価したり、量産起ち上げのために工場に行ったりといった、現場作業を主にしています。製品から出される信号を自動で取得して、OKかNGかの判定を自動で行うシステムを構築することを「量産起ち上げ」と呼ぶのですが、この業務はハード開発の人間だけじゃ絶対に立ち行かないんです。機器の切り替えであったり、信号を出す・信号を取得するなどといったアクションは、ソフト開発しかコントロールできないことなんです。
そのためソフト開発と入念な打ち合わせをし、知恵を出し合いながらやっていきます。もちろん営業も含め、ものを開発するために全部署が関わりあうのが渡辺電機の特徴です。

営業のフィードバックが成長の力となる

S. H.技術本部 技術部 ソフト開発グループ

エネルギー監視システムは、私たちが日常であまり触れる機会のないものです。産業用や事業用ですから、私自身も使い勝手を測ることが難しいです。そうするとお客様の意見や志向性がとても重要で、そこをきっちりとアウトプットしてくれる営業との連携が欠かせないものになってきます。当社の営業はフットワークも軽く能動的で、常にお客様に触れて得た情報を的確に、わかりやすく、そしてマメにフィードバックしてくれます。市場のトレンドなども含め、そこで初めて気づくことはとても多いんです。そういうフィードバックが技術力の向上を確実に促進させていますし、渡辺電機にできることを一つずつ、着実に増やしているのだと思います。

すべての部署とまんべんなく、
深く関わるべき部署

K. Y.技術本部 技術部 ソフト開発グループ

仕様の検討から最終的に出荷する直前の、検査をするためのシステムを組むところまで、最初から最後まで一貫して製品開発に携われるのですが、どういった機能を実装するか?という点については営業が判断します。市場感というか、マーケットのニーズに対する嗅覚はとても営業にはかなわないので、そこはずいぶん助けられています。
そして営業のみならず、ハード開発や製造ともまんべんなく、深く関わるべき部署だからこそ、モノが完成されるまでに広く携わっていることを実感しています。

長い歴史を、着実に歩んできた会社

K. D.管理部

私は最古参です。
父もここに勤めていましたから、創業当時のメンバーのことも覚えています。当時は10人くらいしかいなくて、みんな仲間感が強かったように感じていました。創業者もつながりや絆をとても大切にする方でしたから。そしてその意識は200人規模になった現在も受け継がれているのを肌で感じます。社長をはじめ、社員みんなが、それぞれ互いを大切にする会社だなあ、と。
長い歴史の中でたくさんの危機を乗り越えてきました。堅実に一歩一歩進み、使うべきところにはきっちりと投資してきた。それが渡辺電機の良さです。着実に、少しずつ。まだまだ歩みを止めませんよ。この会社も、私も。