無電源アイソレータとは、変換器用の電源が要らないタイプのアイソレータで、入力-出力間は相互に絶縁されています。
無電源アイソレータの入出力の信号は、「DC4~20mA」と「DC1~5V」の2種類に限定されています。
それは、無電源アイソレータのしくみから来ています。
通常のアイソレータは内部駆動に必要な電圧を通常電源からもらっています。
しかし、無電源アイソレータは、消費電力を抑える回路構造により、入力信号から電源を取ることが可能となりました。
すなわち、「DC4~20mA」の「4~mA」と「DC1~5V」の「1V」から電源を取ることになります。
機器電源が不要となる分、コストダウンと省エネに貢献できます。