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測温抵抗体

温度センサーである測温抵抗体は、RTDとも呼ばれます。すなわち、抵抗性(R)温度(T)ディテクタ(D)のことで、金属の電気抵抗が温度で変化することを利用した温度センサの事です。
測温抵抗体は一般的に主に高精度測定時に使用され、
・抵抗値と温度の関係が直線的で再現性に優れている
・低温測定の精度が高い
というような特徴があります。
現在この測温体の媒体には、特性が安定して入手が容易である白金(Pt100Ω)が用いられるケースが多く,JIS C1604 に定められています。
C1604は1981年、1989年(IEC規格との差異の是正)、1997年(JIS1989の更新)と3回改訂が行われております。
現在一般的に使用されている測温抵抗体(Pt100Ω)は、C1604-1997の規格に準じております。(C1604-1981の規格は「旧JIS」や「JPt」と呼ばれ区別しています。)
またリード線は、一般的には3線式(A、B、B)のものが用いられる事が多いですが、2線式(A、B)や4線式(A、A、B、B)も存在します。

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