極性付きのアナログ信号を入力し、その絶対値に比例した信号を出力する変換器です。例えば±10V入力の場合、-10V時も+10V時も同じ出力となります。
例えば、厳密な温度制御をする場合に、絶対値を見て上限・下限の警報を必要とする事があります。上がりすぎ、下がりすぎを防止する制御に反映させる用途にお使いいただいています。
通常は、シーケンサや調節計で行われていますが、既存の制御ループへの機能追加などに「絶対値演算器」が用いられています。
弊社の「絶対値演算器」の形式‘ABSは『absolute』の頭文字で、よくプログラミングの演算ブロックを表す記号としても用いられています。