センサーが発信する様々な電気信号をを変換するのが「信号変換器」の役割です。
産業分野で一般的なセンサーである、温度を測る熱電対、流量を測る流量計、重さを量るロードセルなど、それぞれのセンサーがばらばらの電気信号を出力します。
そのままではコンピュータに取り込むのが大変なので、使いやすい信号形態に変換する(信号を統一する)目的で、信号変換器が使われます。
その他、信号絶縁(入出力のアイソレーションやフィルタリング、リニアライズなどの役割もこなす、便利で大切なアイテムです。
また、信号の発生源側(センサなど)や、信号を受ける側(装置など)に手を加えず、信号ラインに変換器を入れることで、簡単に設備の改造を実現できることは、変換器を使用する大きな特徴のひとつとなっています。