センサー技術Q&A
使用上の注意
Q 配管などへの挿入時の注意点
A配管内流体の温度を正確かつ安全に計測するためには、挿入長を適切な長さにし、設定場所を選ぶ必要があります。
適切な挿入長 |
挿入型温度センサーを使用し、配管やダクト、タンク内の測定対象の温度を計測する際、できるだけ温度センサーを測定対象と熱的に平衡状態にする必要があります。周囲からの熱伝達や熱伝導の影響を受けにくくするためには、保護管の実挿入部分を長くし、測定対象と十分な長さで接触させなければなりません。 |
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適切な挿入長が |
配管径が小さく適切な挿入長が確保できない場合には、保護管を流れの上流方向に傾けた斜交取り付けを行うか、エルボ部に設置する対向取り付けとしてください。 |
設置場所の選択 |
温度センサーを永く安全にご使用いただくために下記事項を考慮して設置場所を選択してください。
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