センサー技術Q&A
測温抵抗体
Q 測温抵抗体とは?
A測温抵抗体は金属の電気抵抗が温度の上昇とともに増加する特性を利用した温度センサーです。
抵抗素線として、白金、ニッケル、銅などが用いられます。
測温抵抗体の原理 |
測温抵抗体は金属の電気抵抗が温度の上昇とともに増加する特性を利用した温度センサーです。 |
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測温抵抗体の特長 |
測温抵抗体センサーは熱電対センサーと比べて以下のような特長があります。
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測温抵抗体の種類 |
弊社ではPt100Ω白金測温抵抗体のほかにも、JPt100ΩやNi508.4Ωなどの各種測温抵抗体を取り揃えております。 |
測温抵抗体の導線方式 |
測温抵抗体を受信計器に接続する際、結線方式には2導線式、3導線式、4導線式があります。それぞれの方式により対応する受信計器側の測定回路が異なります。
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白金測温抵抗体の許容差 |
JIS C 1604-2013では測温抵抗体の許容差としてクラスAA、クラスA、クラスB、クラスCの4種類が規定されていますが、通常はクラスAとクラスBの2種類を標準として用意しております。さらに弊社独自の規格としてクラスAAよりも高精度なクラスSを用意しております。 |
測定電流 |
JIS C 1604-2013では測定電流を0.5mA、1mA、2mAのいずれかに規定しています。 |