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渡辺電機工業株式会社

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(SPD)最大放電電流:Imax

(SPD)最大放電電流:Imax

電源用SPDにおいて、1回以上耐えることができるサージ電流の波高値のこと。

(8/20µs)最大連続使用電圧:Uc

(8/20µs)最大連続使用電圧:Uc

連続印加が可能な最大電圧の実効値、または直流電圧のこと。

(SPD)残留電圧

(SPD)残留電圧

SPDにおいて、放電電流の通貨によってSPDの端子間に発生する電圧のピーク値のこと。


シャットダウン

シャットダウン

設定された値よりも計測値が小さい場合、強制的に計測値をゼロにする機能のことです。

信号変換器

信号変換器

センサーが発信する様々な電気信号をを変換するのが「信号変換器」の役割です。
産業分野で一般的なセンサーである、温度を測る熱電対、流量を測る流量計、重さを量るロードセルなど、それぞれのセンサーがばらばらの電気信号を出力します。
そのままではコンピュータに取り込むのが大変なので、使いやすい信号形態に変換する(信号を統一する)目的で、信号変換器が使われます。
その他、信号絶縁(入出力のアイソレーションやフィルタリング、リニアライズなどの役割もこなす、便利で大切なアイテムです。
また、信号の発生源側(センサなど)や、信号を受ける側(装置など)に手を加えず、信号ラインに変換器を入れることで、簡単に設備の改造を実現できることは、変換器を使用する大きな特徴のひとつとなっています。

真の実効値

真の実効値

交流信号に対し、2乗の平均値の平方根処理を行ったもの。
交流では電流と電圧の大きさは“実効値”によって表すことになっており、特に高調波などのひずみ成分を含む交流信号を計測する用途に有効。
英語ではRMS(Root Mean Square)と訳されます。

スケーリング機能

スケーリング機能

各種センサから出力された信号をそのセンサが計測する物理量(圧力・レベル・流量など)に任意に換算して表示させる機能です。

ストレンゲージ

ストレンゲージ

金属やある種の半導体から作られていて、荷重を受けて弾性変形すると電気抵抗が変わるため、一定の電圧をかけておくと流れる電流の大きさの変化する性質を応用した素子です。
ロードセルの内部の弾性変形受感部に接着するなどして使用されます。

スレーブ

スレーブ

一般的に、同等の機能をもつユニットをバス型に接続したとき、通信上マスタの制御下に置かれるユニットのことです。
Modbusはマスタ/スレーブの通信方式となります。

セレクタ

セレクタ

信号Aと信号Bのうち、どちらか高い方または低い方の信号を選択してその入力に比例したアナログ出力を行う変換器です。
「ハイセレクタ(大信号選択)」は高い方の信号を選択し、「ローセレクタ(小信号選択)」は低い方の信号を選択します。
例えば、温度と湿度などの信号を元にバルブの制御空調システムの制御では、異なるセンサの温度信号を2点取り込みセレクタによって信号の選択をしています。
また、炉壁の保護や圧力の制御に「ハイセレクタ」を活用いただいている例もあります。

センサ電源

センサ電源

センサに供給する電源をメータや変換器から供給するための外部電源のことです。

絶対値変換器

絶対値変換器

極性付きのアナログ信号を入力し、その絶対値に比例した信号を出力する変換器です。例えば±10V入力の場合、-10V時も+10V時も同じ出力となります。
例えば、厳密な温度制御をする場合に、絶対値を見て上限・下限の警報を必要とする事があります。上がりすぎ、下がりすぎを防止する制御に反映させる用途にお使いいただいています。
通常は、シーケンサや調節計で行われていますが、既存の制御ループへの機能追加などに「絶対値演算器」が用いられています。
弊社の「絶対値演算器」の形式‘ABSは『absolute』の頭文字で、よくプログラミングの演算ブロックを表す記号としても用いられています。

絶縁抵抗

絶縁抵抗

絶縁物で絶縁されている入力,出力,電源等の各回路相互間の電気抵抗値。

絶縁変換器

絶縁変換器

絶縁変換器は、変換器のなかで一番オーソドックスな機能を持つもので、アイソレータとも呼ばれます。
文字通り入出力の絶縁を行うものです。同時に信号のレベル変換を行う場合もあります。絶縁変換器の役割は多く、
1. 電流信号などの回りこみ防止
2. 電気信号の統一
3. 機器の保護
4. フィルタリング(ノイズ低減、除去)
5. 責任分界点の明確化
などがあります。

ゼロサプレス

ゼロサプレス

デジタルパネルメータに表示される不要(無意味)なゼロ表示を消す機能のことです。
ゼロブランキング機能とも呼ばれます。

測温抵抗体

測温抵抗体

温度センサーである測温抵抗体は、RTDとも呼ばれます。すなわち、抵抗性(R)温度(T)ディテクタ(D)のことで、金属の電気抵抗が温度で変化することを利用した温度センサの事です。
測温抵抗体は一般的に主に高精度測定時に使用され、
・抵抗値と温度の関係が直線的で再現性に優れている
・低温測定の精度が高い
というような特徴があります。
現在この測温体の媒体には、特性が安定して入手が容易である白金(Pt100Ω)が用いられるケースが多く,JIS C1604 に定められています。
C1604は1981年、1989年(IEC規格との差異の是正)、1997年(JIS1989の更新)と3回改訂が行われております。
現在一般的に使用されている測温抵抗体(Pt100Ω)は、C1604-1997の規格に準じております。(C1604-1981の規格は「旧JIS」や「JPt」と呼ばれ区別しています。)
またリード線は、一般的には3線式(A、B、B)のものが用いられる事が多いですが、2線式(A、B)や4線式(A、A、B、B)も存在します。

測温抵抗体温度変換器

測温抵抗体温度変換器

さまざまな温度測定器や計装制御装置で使われている、測温抵抗体の信号をアナログ信号に変換するものです。
弊社の測温抵抗体変換器は、3線式のPt100Ω、Pt50Ω、Ni508.4Ωに対応しております。
2線式と組み合わせることも可能(B-B間の短絡)ですが、3線式と比較して誤差が生じますので、ゼロ調整が別途必要となります。4線式との組み合わせはできません。