監視技術情報
トポロジーとLONWORKS®用トランシーバ
LonWorks(ロンワークス)では、LONMARK協会にて定められた共通言語である、標準ネットワーク変数(SNVT)をバインドし、通信条件や各種設定をコンフィグレーションプロパティ(CP)で決めることで、お互いのインターオペラビリティ(相互互換性)を確保する事ができる、ということはおわかりいただけたと思います。
これらのデータを伝えるための物理的な伝送路として、LonWorks(ロンワークス)では、主に通信線を使用します。またデータの伝送にはトランシーバを使用し、LonWorks(ロンワークス)のデバイス(ノード)には、このトランシーバが必ず搭載されています。
トランシーバにはいくつかの種類があり、トポロジー(通信線の接続形態)などによって区別されます。代表的なトランシーバを挙げます。
●TP/FT-10(FTT-10A、FT3150、BALON、WRBCシリーズで採用):
フリートポロジー形トランシーバ。ツイストペア線用ネットワークのバス形態が自由であるタイプ。マルチドロップ、スター、ループ、ツリーなどどのように配線しても構わない。ターミネータ(終端抵抗)が1つバス上に必要、配線距離500m以下が条件となる。伝送速度は78kbpsとなる。一番普及しているトランシーバである。
●TPT/XF-78K、1250(TPT/XF-78Kはリアルリンクシリーズで採用):
マルチドロップ専用トランシーバ。ツイストペア線用。伝送速度が78kまたは1.25Mbpsと速い事が特長だが、マルチドロップ配線しかできない。ターミネータ(終端抵抗)が両端に必要となる。LONの幹線などで使用される例が多い。
●LPT-10:
リンクパワートランシーバ。FTT-10Aと似ているが、通信線からデバイス(ノード)へ電源が供給できる点が異なる。ただし、消費電力が大きいデバイス(ノード)へは電源を供給できない。
●PLT-22:
電力線搬送用トランシーバ。通信線を敷設せずに、電力線を利用してネットワークを構築する。ただし、各国の電源配線事情や、諸条件により通信が確立できず、伝送速度も極端に遅くなる。日本国内で使用された実績は少ない。
様々なメーカが同一システムに混在するLonWorks(ロンワークス)のシステムでは、1)トランシーバを統一する事、2)そのトランシーバにあったトポロジーで通信線を配線する事、が必須条件になります。通信線自体も、規定のもの(LONWORKS用通信線)を使用することをお勧めします。
渡辺電機工業株式会社のLonWorks対応モジュールは、従来のメータや信号変換器の設計、製造技術を駆使して LonWorksの特長を最大限に発揮する システム、デバイス(ノード)の開発に注力してきました。
その結果、LonWorksで必要とされるモジュールを豊富に取り揃え、新しい時代のビルディングオートメーションシステム構築の一役を担っております。LonWorksのプロフェッショナルとして、豊富な経験、実績から、皆様からご支持されているLonWorks対応モジュールをぜひ一度お試しください!




