計測制御機器用語辞典
パルス変換器
パルス信号の波形には以下のようなものがあります。
1)矩形波(クケイハ、歯車の歯のような波)
2)正弦波(周波数に応じて電圧が変化するタコジェネなどの出力)
3)三角波(三角の波)
4)のこぎり波(のこぎりの歯のような波)
パルス信号とは、回転数や速度、積算流量などを検知するセンサーが発信する信号で、主に矩形波(クケイハ)で出力される場合が多いです。
代表的な「電圧パルス」は、電圧のハイとローでON/OFFを識別します。
関連情報(ラインドライバーとは?)
http://www.watanabe-electric.co.jp/commentary/line.asp
また、交流と同様にプラス/マイナスに振れるもの (正弦波)もあります。その場合ピークトゥピーク検知形のパルス変換器を使用します。
パルス波形を出力するセンサとしては、流量計(積算)、電力量計、カウンター、ロータリーエンコーダ(2相パルス)などがあります。
例えば、車のスピードメータもパルス信号を検出している代表例です。
メータはアナログ機器であることが多いため、アナログ信号をやり取りをしていると思いがちですが、原理的には、一定時間内に入力されたパルス数を積分してメーターに表示します。つまりパルスアナログ変換をします。
パルス変換器には、主に以下の3種類がございます。
・パルスアイソレータ →アイソレータ(絶縁変換器)のパルス信号版
・パルス/アナログ変換器→パルス信号をアナログ信号に変換
・アナログ/パルス変換器→アナログ信号をパルス信号に変換
パルスアイソレータは、アイソレータと同じように信号変換、絶縁などの役割を果たします。派生系でパルス分周器、パルスレート分周器などがあり、パルス分周器は早いパルスを分周する、パルスの重み付けをする等、パルスレート分周器はパルスレートをかけて出力するなどの機能を果たします。
パルスアナログ変換器は、流量計などのパルス信号をアナログへ変換し、アナログパルス変換器はその逆を行います。
流速が遅い流量計用の「超低速パルス変換器」もございます。

