計測制御機器用語辞典
ディストリビュータ
ディストリビュータとは?
各種の2線式伝送器と組み合わせて使用する信号分配器のことを「ディストリビュータ」といいます(distributor=分配するもの)。
パソコンやエンジンの制御装置としての意味もありますが、ここでいう「ディストリビュータ」は、工場や計装の世界で使用される2線式伝送器と組み合わせて使用する、信号分配器のことを指します。
2線式伝送器は流量計や圧力計などで、電源(主にDC24V)を供給し、センサから4-20mAの信号を受け取ります。信号変換や絶縁処理をした後、後段の装置・機械(受け側)へ信号を受け渡しします。
受け側はシーケンサ(PLC)や調節計、記録計などが考えられます。
防爆地域のセンサへのやり取りをするために考えられた方法で、現在では計装の世界で標準的になっています。
センサ用電源は通常DC24Vですが、弊社ではDC30Vに対応したものもあります。
変換器内部では、電流ループを形成しているため、出力短絡時の保護回路を内蔵する必要があり、弊社のディストリビュータは短絡保護・制限電流回路が標準装備されています。
また、絶縁形と非絶縁形があり、入出力間の保護を考えると絶縁付きを使用される事が望ましいですが、単に信号分配をするのであれば、非絶縁形が使用されるケースも多く見受けられます。
その他、1出力形・2出力形がありますが、非絶縁・2出力形で2出力目をご使用にならないときは、端子を短絡させてください(電流ループが切れてしまうため)。
またスマートトランスミッタ対応タイプの場合、出力電流を最大40mAまで流せます。

