計測制御機器用語辞典

計測制御機器の専門家です。計測制御機器のプロフェッショナル集団・渡辺電機工業が、専門用語を分かりやすく解説いたします。

抵抗/直流変換器

抵抗/直流変換器とは?

自動制御や計測を行う場合、各種のセンサが必要不可欠で、各種センサも千差万別、色々なものが存在します。
抵抗/直流変換器とは、抵抗値の変化によって検知するセンサや発信器の信号を、直流アナログ信号に変換するものです。

抵抗値の変化によって検出するセンサの代表例は「ポテンショメータ」です。以前のメールニュースでもご紹介しました。

http://www.watanabe-electric.co.jp/commentary/potentio.asp

ポテンショメータは3線式可変抵抗器であるため、変換器の入力側もHIGH/LOW/SLIDEの3端子入力となります。

一方「抵抗/直流変換器」は、2線式で抵抗値の変化量によって検出するセンサーや発信器の信号を受け取るために作られた製品です。

用途例として、例えば投げ込み式の液面計があります。通常、2線式の発信器(液面計)は「ディストリビュータ」

http://www.watanabe-electric.co.jp/commentary/distributor.asp

と組み合わせて使われるケースが多いですが、液面計などで「抵抗式」と呼ばれるものがあります。これは、オイルタンカーのレベル計として古くから使われているものです。
この「抵抗式」液面計が2線式の抵抗出力をするため、受ける変換器も2線式で抵抗値を検出する必要があります。

抵抗式液面計の原理はシンプルで、液体の圧力(水位)によって抵抗値が変化し、その抵抗値から液面の高さを測る構造となっています。

変換器の原理として、ポテンショメータ変換器と抵抗/直流変換器の違いは、ポテンショメーター変換器は定電圧に対してポテンショメータのSLIDE端子から抵抗分圧された電圧値の変化で抵抗値を見るのに対し、抵抗/直流変換器は、定電流に対して抵抗値の変化による電圧値の変化で抵抗値を見る構造となっています。