計測制御機器用語辞典

計測制御機器の専門家です。計測制御機器のプロフェッショナル集団・渡辺電機工業が、専門用語を分かりやすく解説いたします。

アイソレータ

アイソレーターとは?
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「アイソレーター」とは、変換器のなかで一番オーソドックスな機能を持つものです。文字通り、入出力のアイソレーションを行うものです。同時に信号のレベル変換を行う場合もあります。アイソレーターの役割は多く、

1. 電流信号などの回りこみ防止
2. 電気信号の統一
3. 機器の保護
4. フィルタリング(ノイズ低減、除去)
5. 責任分界点の明確化


などがあります。

1.電流信号の回りこみ防止
例えば、1つの信号源を2つの機器に取り込むとき、計装で一般的なDC4~20mAを使用して直列に接続することがあります。その場合、電流の回り込みがおき、機器の一方に信号が流れない現象が起こります。この等価回路の信号源~機器1間にアイソレーターを入れることで、解消できます。

2.電気信号の統一
自動制御や計測を行う場合、各種のセンサーが必要不可欠です。各種センサーといっても、計測を行う対象は千差万別で、センサーもそれぞれを計測できるように千差万別に作られています。計測を行う対象は、温度や重量、長さ、流量、圧力などがあります。一般的に、これらのセンサーは何らかの出力を持ちます。デジタル信号で出力されるものもありますが、連続する変化量を捉える必要が多いので、アナログ信号で出力されるものが昔から一般的です。アナログ信号といっても、電圧信号、電流信号の2種類があり、それぞれのセンサーで計測できる範囲に対して出力される信号の範囲もさまざまです。これらのセンサーの信号はそのままでは計測を行うメータや自動制御を行うシーケンサーなどに取込むことができないまたは不便なため、統一信号に変換します。この変換にアイソレーターを使用します。

3.機器の保護
前項で述べたような各種センサーが不具合を起こしたとき、アイソレーション(絶縁)されていないとメータやシーケンサーに悪影響を及ぼすことがあります。例えば、雷やノイズなどが原因として考えられます。メータやシーケンサーに悪影響を及ぼすと、メータやシーケンサーが壊れたり、誤動作をして、工場のラインが止まったり、規定外の製品を製造してしまうことがあります。ここまでいってしまうと被害は甚大なものになり、復旧にも時間を要します。このような状況を回避するためには、まずセンサー~機器間でアイソレーション(絶縁)を行うことが第1歩です。信号変換器を使用する場合は必ず絶縁付のものを使用することをお勧めします。

4.フィルタリング(ノイズ低減、除去)
電子機器が氾濫している現在、ノイズは日常茶飯事に発生しています。計装で使用する機器はほとんどが電子機器ですから、このノイズの影響を受けることもしばしばあります。機器の保護の目的も含め、これらのノイズが悪影響を及ぼさないように、アイソレーターを使用して機器間のアイソレーション(絶縁)を行います。

5. 責任分界点の明確化
さまざまなセンサー、機器がある現在、それらの製造メーカも1社ではなく数社になることが日常です。アイソレーターで各社間の絶縁を行うことで、不具合発生時の責任分界点の明確化ができ、トラブル時に備える事ができます。渡辺電機工業株式会社は、アイソレーターのスペシャリストです。多様な製品ラインアップを揃えて、御社のニーズに的確にお答え致します。
当サイト上でカタログを公開しておりますので、是非お気軽にご参照下さい。

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